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 今宵はシベリウスの交響曲 第1番 ホ短調をウラディーミル・アシュケナージ指揮/フィルハーモニア管弦楽団の演奏で聴きました。この1番と明日聴く予定の2番は私の大好きな曲の一つで、チャイコフスキーやヴェートーベン、ブラームス、ドヴォルザークと同様に複数の演奏家による名盤を所有していますが、ここ10年ほどは約50枚のCDを並べた通りに順送りで聴いています。単純計算では年間で同じ曲を7回聴くことになりますが、日本の場合は四季があることで気温と湿度の関係から全く違う印象を味わえることが出来ることから、50枚のレコードが150枚程度の広がりを楽しむことが出来ます。梅雨時と真冬では全くの別物に変化することから、20年ほど前までは季節によって再生レベルの微調整ポイントを変化させていましたが、現在では冬場の余韻を楽しむばかりがオーディオでは無いので、年間を通して楽しめるようなセッティングを行っています。

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